時差とサマータイム
ロシアには11の時間帯がある。日本との時差は最西端の飛び地カリーニングラード州でマイナス7時間、モスクワ、サンクトペテルブルクを含むヨーロッパ・ロシア地域のほとんどはマイナス6時間、ハバロフスク、ウラジオストクなど極東地方はプラス1時間、東端のチュコト半島はプラス3時間。2011年にサマータイム制度が廃止され、かつての冬時間が標準として設定された。国内を移動する際にいちばん気をつけたいのがこの時差のこと。現在は航空機なども現地時間でスケジュール運行されている場合が多いが、昔の習慣を守ってモスクワ時間で運行という場合もある。切符を手にしたらまず現地時間かモスクワ時間か確認しよう。