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イタリアパンテオンPantheon(Chiesa di S. M. ad Martyres)

パンテオン

完全なる古代ローマ建築の遺構 現存するローマ建築の最も完全な遺構であり、世界最大の石造り建築だ。その広さ、大きさ、建築技術の高さ、そして1900年ものときの流れが感動を呼ぶ。パンテオンとは「すべての神々の」という意味で、すべての神々にささげられた神殿だ。
列柱の上にアグリッパが建てたと刻まれているが、紀元前27年にアグリッパが建てた物は、80年に火災で消失。その後、118年にハドリアヌス帝が建て直した。ハドリアヌス帝は新しいプランでの建て直しを行い、正面の位置も180度回転させている。
パンテオンが、ほかのローマ時代の遺構と異なり、破壊や略奪を免れたのは、7世紀にビザンチン皇帝のフォカス帝から当時の法王ボニファティウス4世に献上され、聖母と殉教者を祀る教会となったためだ。
前室(大きな入口の前方部分)は幅33.1m、奥行15.5mで、太さ4.5mのコリント式の花崗岩の円柱16本が並び、三角破風を支えている。この破風部は以前はブロンズの浮き彫りで覆われていたが、現存しない。
入口のブロンズ製の扉は建築当時の物といわれている。扉奥に続く丸い本殿は、直径、高さともに43.3mというサン・ピエトロ大聖堂をしのぐ大きなクーポラで覆われている。この膨大な石材の重量を分散するために、周囲の壁にはアーチが埋め込まれ、壁の厚みは6.2mにも達する。
クーポラの頂上には直径9mの天窓が開き、内部の唯一の光源となっている。時間とともに移動する光の帯が印象的だ。内部の壁には7つの大きな壁龕と8つの小祭壇が配され、かつて神々が祀られた場所。今では、国家的な功労者を祀る場となった。
左から3つ目の小祭壇がラファエッロの墓 Tomba di Raffaelloだ。37歳で亡くなったラファエッロは、ここに埋葬するように言い残し、墓にはロレンツェットに聖母子像を依頼したという。石棺にはピエトロ・ベンボ枢機卿のラテン語の2行詩で「ラファエッロここに眠る。彼の者生きし時、万物の偉大な母なる自然はこれに凌駕さるるを恐れ、彼の者死せる時、己れの死を恐るる」と刻まれている。この左の壁龕にはイタリア国王ウンベルト1世 Umberto Ⅰの墓、これと向き合う壁龕にイタリア統一の立役者で初代国王V.エマヌエーレ2世 V. Emanuele Ⅱの墓がある。

住所
Piazza della RotondaMAP
TEL
06-68300230※現地の電話番号になります。日本からおかけの場合は、
イタリアへの電話のかけ方をご参照ください。
開館時間
9:00~19:30(日~18:00、祝~13:00)
定休日
1/1、12/25
料金
無料

イタリアその他 古代ローマの遺跡

イタリアパンテオンの口コミ

ローマ1のパワースポット!

★★★★★

ツアーではなかなかパンテオンには連れて行ってもらえないですが、自由時間があったらぜひ訪れて欲しいいちばんの場所です(お隣のナヴォーナ広場と込みで)。 2000年前からほぼ同じ姿でここに立っていることにまず驚きますが、中に入ると直径9mのオクルスだけで明かりをとり堂内が照らされていてそれだけでも神秘的な気分になります。堂内の装飾はあとで付け加えられたものだそうですが、床は当時のまま。またコンクリートを使って基礎を作ったとか、ドームを作るのに壁が軽くなるようにくぼみを作ったとか、その頃の技術の高さには驚きしかありません。またここにはラファエロのお墓があり、ラファエロもここを愛していたのかなと思いました。 広場から見える〇△□の姿も調和していてとても美しく、ミケランジェロが”天使の設計”と言ったのがわかるようですよ。 この辺りは夜でも人通りがあり心配ないですが、テルミニ駅の方へ帰るならアルジェンティーナ広場へ出た方が近いし便数も多くて便利です。(2017年) 2日目の夕方訪れた時はミサのため閉まっていて開場を待つ長い人の列ができていましたが、これまで午前中や午後に来た時には自由に入れたので時間を考えた方がいいかもしれません。日の光の強さによって堂内の様子も変わるので、それも楽しめます。(2018年)

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