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地球の歩き方 A19 オランダ ベルギー ルクセンブルク 2018-2019 【分冊】 1 オランダ

電子版希望小売価格:¥ 700
配信開始月:2018年09月
ページ数:約259ページ

江戸時代にヨーロッパ世界の窓口になってくれたオランダの言葉や風俗に触れると、ときに懐かしい気持ちが湧いてくる。

オランダの正式国名はネーデルランド王国。ちなみに日本語の“オランダ”という名称は、ポルトガルから伝わったもの。オランダは九州ほどの面積の中に12の州がある。本書では首都アムステルダムに始まり、以下、北ホランド州、南ホランド州、オランダ南部、オランダ中部、オランダ北部の5つのエリアに分けて紹介する。

国土の4分の1は海抜0m以下。オランダの国名ネーデルランドは“低い土地”という意味だ。道路より高い所に運河がある場面によく出くわす。自動車より高い所を船が行く風景が見られるのはこの国だけだろう。
水のある景色といえば一見のどかな田園を思い出させるが、実はオランダはこの水で長年苦労してきた国である。今ではオランダのシンボルの風車も、もともとは涌き出る水を揚水する目的で造られたものだ。揚水された水は堤防で囲まれ、湖となった。自分の腕で堤防の穴をふさぎ村を救った少年のお話を、子供の頃本で読んだことのある人もいるだろう。「世界は神が造り、オランダはオランダ人が造った」とよくいわれるが、この言葉は、水と闘いながら自分たちの国を築いてきたオランダ人のねばり強さを表している。
一方、その水を利用してきたオランダ人の知恵が、国の繁栄にも貢献してきたのだ。世界最大の港ロッテルダムや、ヨーロッパ各国にネットワークを広げている河川輸送がその例だ。こうして昔から貿易によって世界に窓が開かれていたオランダでは、自由と寛容の精神がつちかわれていった。
現在私たちがこの国を旅するとき、あちこちで出会う人々の親切や、ふと感じる居心地のよさは、こういった精神と無関係ではない。旅行者をあたたかく迎えてくれるオランダ人のホスピタリティは、歴史のなかで育まれてきたものなのだ。
水という自然の脅威と闘いそれを克服したオランダ人は、今では自然と調和しながら暮らしている。どこまでも続く平らな道をサイクリングする人、運河で釣りをする人、湖でウオータースポーツを楽しむ人。ゆったりと生活を楽しんでいる人々の姿は、私たち自身の暮らしを見つめ直すよい機会となるに違いない。そして、素朴で人情味があり、ちょっと頑固だけど人のよいオランダ人たちに出会えることが、オランダを旅するいちばんの魅力なのだ。

●本書に掲載したおもな都市・観光地
アムステルダム、エダム、ハーレム、アルクマール、ホールン、テクセル、ロッテルダム、ゴーダ、ドルドレヒト、デンハーグ、ライデン、キューケンホフ、デルフト、マーストリヒト、ミデルブルグ、ブレダ、ユトレヒト、アーネム、アペルドーレン、ヒートホールン、レーワルデン、グローニンゲン ほか

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